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2006年11月27日
Vimプラグイン:project
projectプラグイン
こちら(Twisted Mind http://d.hatena.ne.jp/Voluntas/20061010)経由で projectというvimプラグインを知った。配布元はこちら(http://vim.sourceforge.net/scripts/script.php?script_id=69)。
これはIDEの様に必要なファイルを形式ごとに分類して表示し、 素早くアクセス出来る様にするための物。非常にシンプルな造りになっていて、ある意味直感的な使用感がいい感じ。
スクリーンショット
http://towerof.ivory.ne.jp/pyblosxom/entries/linux/vim-project.jpg
:Projectコマンドで左にプロジェクトファイルのウインドウが開く。
使いかたは単純で、プロジェクトにファイルを追加するには そのファイル名を追加し、ファイルを開くにはそのファイル名の上でEnterを押す。 プロジェクトファイルのシンタックスもシンプルだけど、左かっこ({)の前で 改行するとファイル名の認識がうまくいかないので注意。
他にも外部のVimスクリプトを組み合わせて細かい動作をさせることもできるよう。
2006年11月12日
続・Operaのフォント設定
新環境に移行後、OperaでGoogle検索やはてなブックマークなどを見ると、 表示フォントがビットマップフォントを中途半端に拡大したような 物になった。どうもCSSなどでフォントが指定されていると、 自動補完でビットマップフォントが選択されてしまうらしい。
以前の設定 (http://towerof.ivory.ne.jp/pyblosxom/linux/opera-fontconfig-setting.html) でXft/fontconfig経由のビットマップフォントを無効にしているので、 ここで表示されているのはXのコアシステム?(xorg.confのFontPathで設定する方) 経由で読まれているフォントのはず。面倒なのでOperaのフォントは Xft/fontconfig経由のみにした。
設定は、ここ(http://jp.opera.com/support/search/supsearch.dml?index=479) より、~/.opera/opera6.iniの[User Prefs]に、
Enable Core X Fonts=0
を追加する。
Dell XPS-M1210にGentoo Linuxを(1)
XPS-M1210自体は登場して半年近いモデルなので、 Linuxでも大体の機能は動くようになっている。
色々検索しながらGentoo Linuxをインストールした。
大まかなまとめ
各機能の動作状況は以下の通り。カーネルはsuspend2-sources-2.6.16-r8 (kernel-2.6.16.9+suspend2-2.2.5+Gentooのパッチセット)。
CPU Core2Duo T7200 | 2コア動作。カーネルのEISTサポートとcpufreqdで動作クロック変更可。 |
GPU nVidia GeForce Go 7400 | nVidia提供のドライバ(nvidia-drivers)で、ダイレクトレンダリングとTwinView(マルチディスプレイ)可。 |
ディスプレイ | Fn+F8での外部ディスプレイ切替えは微妙? |
HDD | SATAなので/dev/sdaで認識。DMAはudma5で動作。Linuxで電源を切るとカシャンという大きめの音がしてすこし不安。 |
光学ドライブ DVD+/-RW | 書き込みは未テスト。はずしてウエイトセーバを入れたりは出来ない。 |
Express Card | 未テスト。 |
メモリカードスロット | 未テスト。 |
無線LAM | 未テスト。 |
パッド | xorg-x11-7.1とsynapticsモジュールでスクロールなど動作。 |
サウンド | カーネルのIntel HD Audioドライバで動作。 |
ACPI | バッテリ、ACアダプタ、温度などモニタ可。 |
サスペンド | Suspend to RAMは復帰できない。ハイバネートは未テスト。 |
手前に並んだボタン | それぞれkeycodeを持っているので、xmodmapで設定すれば色々使える。 |
Google検索で色々な人のレポートを見ると、無線LANやカメラ(BTOで選べる)、メモリカードスロットも動作し、 Suspend to RAMも動作できるらしい。
注意点
Linux入れるために、WindowsのインストールCDで HDDを初期化し、パーティションを切ったら、 Windowsに元から入っていたXPS壁紙が無くなってしまった。
2006年09月18日
Xorg-X11をバージョンアップ
7.0に
今まで使っていたXorg-X11の6.8がセキュリティの関係でマスクされた。 で、良い機会なので7.0にバージョンアップ。
モジュラー化されたX
新しいXは無数のパッケージに分割されるなど、色々扱いが変わっている。 アップグレードの手引きはこれ (http://www.gentoo.org/proj/ja/desktop/x/x11/modular-x-howto.xml) 。これにしたがってアップデート。
途中パッケージのどれかのインストール中に、「/usr/X11R6/lib/X1/xkbを 手動で削除するかリネームするか移動せよ」というメッセージが英語で出て止まった。 とりあえずそのようにして再開すると、後は問題なし。
revdep-rebuildでいくつかのパッケージの再コンパイルとアップデートを 行って終了。
効果
フォント回りの扱いが変わり、boldの無いフォントは自動生成で表示されるように。 しかし自動生成boldは太すぎと言うか幅が広がりすぎというかで、 freetype 2.2系での改善 (http://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=123683) に期待。
他の感覚的な効果は、
- Operaのレンダリングがきびきびとしている気がする。
- gtk+を使ったアプリの起動が早くなった気がする。
この辺もフォント関係?全体的によくなった感じ。
2006年09月09日
Operaとfontconfig
Operaが止まる
いつの頃からかOperaで一部のページを表示しようとすると、 激しいディスクアクセスを始めてしばらく停止するようになった。 strace(http://sourceforge.net/projects/strace/) でOperaを起動し、 何を読んでいるのかを見ると、どうもフォントを総ざらいで読み込んでいる らしい事が分かった。
fontconfigで不要なフォントを読まなくする
Ngraphの数式のためのBakomaフォントなど、fontconfig経由で 使わないフォントが大量に入っていることがある。 そういったものを読まなくするfontconfigの設定は以下のようにするらしい。
/etc/fonts/local.conf:
<fontconfig> <!-- 略 --> <selectfont> <rejectfont> <glob>/usr/share/fonts/default/*</glob> <glob>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/default/*</glob> <glob>*.pcf.gz</glob> <glob>*.pfb</glob> <glob>*.afm</glob> </rejectfont> </selectfont> <!-- 略 --> </fontconfig>
この設定では、
- /usr/share/fonts/default 以下にあるフォント
- /usr/X11R6/lib/X11/fonts/default 以下にあるフォント
- ファイル名 *.pfc.gz ,*.pfb ,*.afm のフォント
を無効にする。
だいぶスムーズに
以上の設定で100個以上のフォントを読まなくしたので、 Operaの動作はだいぶ軽くなった。
2006年08月27日
Opera 9.00(linux)
8.54からアップデート
gentoo linuxでOperaを8.54から9.00にアップデートした。 事故防止のため$HOME/.opera以下をバックアップしたのちインストール。
ブックマーク、メール、RSS関係のデータは問題なく移行できた。 日本語入力はこれまで通りuim-xim経由で可能。qt-immodulesは試していない。
よくなった点
- webページやメール本文の表示のレスポンスが大幅に早くなった。 レンダリングも早くなった気がする。
- ウィジェットが面白いかもしれない。Opera起動中しか使えないけど、
どうせ起動しっぱなしなので問題ない。試したのは、
- メタリックなカレンダー
- ja.wikipadia.org検索
- 回転するリング状テトリス
- googlevideo,youtubeなどのビデオファイルのダウンローダ
- 3Dグラフ
- コンテンツのブロック。いらない広告画像等の非表示設定が簡単にできる。 使いかた 。
問題点?
- 一部記号が文字化けする。フォントの問題かも。
- javascriptの挙動が変わった気がする。 http://www.gentoo-portage.com の スリクーンショットが上手く見えなくなった。
- キーバインディングが一部変わっている。新しいタブがCTRL-NからCTRL-Tに。
2006年06月11日
portage-2.1
portageがバージョンアップ。アナウンスは こちら
変更点
CDBを使ったキャッシュ生成の高速化モジュールの設定法が変更
/etc/portage/modulesを書き換え(gentoo-wikiを参照して):
portdbapi.auxdbmodule = cache.cdb.database eclass_cache.dbmodule = cache.cdb.database
eixは2.1のcdbに未対応。遅いけどmetadataを使う。 /etc/eixrc:
PORTDIR_CACHE_METHOD="metadata"
emerge --pretend でのUSEフラグの表示が変わる。
- 前回インストールしたバージョンから後のバージョンで追加された フラグには%が付き、黄色で表示される。
- デフォルトの並びが有効と無効で前後に分かれる。
その他...
2006年05月18日
autofsを導入
autofs
autofsはnfsやリムーバブルメディアを、そのマウントポイントにアクセスが あった時に自動的にマウントするしくみ。
導入すると、リムーバブルメディアはマウント作業が実質不要になるので便利。
導入の手順は Gentoo-wiki [1] を参考に。
[1] | http://gentoo-wiki.com/HOWTO_Auto_mount_filesystems_(AUTOFS) |
とりあえずUSBメモリを。
設定ファイルは、
auto.master:
/mnt/usb /etc/autofs/auto.usb --timeout=10 --ghost
10秒アクセス無しでアンマウント。
auto.usb:
usbmem -fstype=ext2,user,noauto,noatime :/dev/sda2
USBメモリはパーティションを切っていて、普段linuxからはext2フォーマットの 第2パーティションしか使わない。