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2006年09月18日
Xorg-X11をバージョンアップ
7.0に
今まで使っていたXorg-X11の6.8がセキュリティの関係でマスクされた。 で、良い機会なので7.0にバージョンアップ。
モジュラー化されたX
新しいXは無数のパッケージに分割されるなど、色々扱いが変わっている。 アップグレードの手引きはこれ (http://www.gentoo.org/proj/ja/desktop/x/x11/modular-x-howto.xml) 。これにしたがってアップデート。
途中パッケージのどれかのインストール中に、「/usr/X11R6/lib/X1/xkbを 手動で削除するかリネームするか移動せよ」というメッセージが英語で出て止まった。 とりあえずそのようにして再開すると、後は問題なし。
revdep-rebuildでいくつかのパッケージの再コンパイルとアップデートを 行って終了。
効果
フォント回りの扱いが変わり、boldの無いフォントは自動生成で表示されるように。 しかし自動生成boldは太すぎと言うか幅が広がりすぎというかで、 freetype 2.2系での改善 (http://bugs.gentoo.org/show_bug.cgi?id=123683) に期待。
他の感覚的な効果は、
- Operaのレンダリングがきびきびとしている気がする。
- gtk+を使ったアプリの起動が早くなった気がする。
この辺もフォント関係?全体的によくなった感じ。