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2006年09月09日
Operaとfontconfig
Operaが止まる
いつの頃からかOperaで一部のページを表示しようとすると、 激しいディスクアクセスを始めてしばらく停止するようになった。 strace(http://sourceforge.net/projects/strace/) でOperaを起動し、 何を読んでいるのかを見ると、どうもフォントを総ざらいで読み込んでいる らしい事が分かった。
fontconfigで不要なフォントを読まなくする
Ngraphの数式のためのBakomaフォントなど、fontconfig経由で 使わないフォントが大量に入っていることがある。 そういったものを読まなくするfontconfigの設定は以下のようにするらしい。
/etc/fonts/local.conf:
<fontconfig> <!-- 略 --> <selectfont> <rejectfont> <glob>/usr/share/fonts/default/*</glob> <glob>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/default/*</glob> <glob>*.pcf.gz</glob> <glob>*.pfb</glob> <glob>*.afm</glob> </rejectfont> </selectfont> <!-- 略 --> </fontconfig>
この設定では、
- /usr/share/fonts/default 以下にあるフォント
- /usr/X11R6/lib/X11/fonts/default 以下にあるフォント
- ファイル名 *.pfc.gz ,*.pfb ,*.afm のフォント
を無効にする。
だいぶスムーズに
以上の設定で100個以上のフォントを読まなくしたので、 Operaの動作はだいぶ軽くなった。